Andes Collection

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オリジナル笛吹きボトルを作る特別授業を実施しました

文学部文明学科の吉田晃章教授(マイクロ・ナノ研究開発センター)らの研究グループが、昨年10月17日から今年1月30日にかけて大阪府立大阪北視覚支援学校で、中等部の生徒がオリジナルの笛吹きボトルを創作して鑑賞する特別授業「笛吹きボトルの音色」を実施。授業の様子をまとめた動画がこのほど完成しました。

 

【ロングバージョン動画(8分 日本語版)】

【ロングバージョン動画(8分 スペイン語字幕付き)】

【ショートバージョン(4分 日本語版)】

 

「笛吹きボトルのある風景」をテーマに行われた授業には、中等部1年生から3年生までが参加しました。第1回の授業では創作に向けて自由な発想を引き出すきっかけづくりとして、レプリカの触察方法や作品の背景を学ぶ授業を実施。吉田教授がアンデス地域と考古学について解説したほか、国立民族学博物館教授の広瀬浩二郎氏が触察の作法を説明。岡山県立大学准教授の真世土マウ氏が制作したレプリカに触れながら、音が鳴る原理などを学びました。

 

2回目と3回目の授業では、粘土を使って笛吹きボトルを作り、焼成前と後の手触りの違いを確認したり、完成後の作品を実際に鳴らしたりして鑑賞。最後に一人ひとりが、授業の感想を発表しました。

 

この授業は、文部科学省の科学研究費補助金に採択された研究プロジェクト「認知科学と人類史学との協働による創造的人工物生成過程の解明(アートと感情班)」の一環で行ったものです。

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