Andes Collection

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土器3点を新資料として受贈しました

このほど、東海大学アンデス・コレクションに土器資料3点が加わりました。この資料は、掛川市在住の石川昭彦氏・智子氏から寄贈されたものです。寄贈先を探されていた際に、本サイトをご覧になり、7月下旬に文明研究所にご連絡をいただいたのがきっかけです。教育・研究に活用してほしいとの要望を受けて、今年9月に受贈しました。現在、検品中で空調の管理された専用の収蔵庫に保管されています。

 

3点の資料は、すべてチャンカイ文化の遺物と思われ、1点は高さ約50cmの大型の人物象形壺です。もう1点は高さ約40㎝の比較的大型の人物頭部付壺で、幾何学文様が彩色されています。最も小型の壺は、人物が肩に尾の長い猿を乗せ、後ろに把手が付いているものです。今後は、マイクロ・ナノ研究開発センターやイメージング研究センターなどの分析機器を使って研究を進め、教育などに活用していきます。

 

吉田准教授は、「昨年度に続き、2023年度も新たに本学に資料を受け入れられたことを大変うれしく思います。今回のご寄贈が東海大学アンデス・コレクションのホームページを通じ実現したことを思うと、インターネットでの発信にさらに力を入れていきたいと考えています。受け入れた貴重な資料は、大学での教育・研究へ活用していきます。今後も文明研究所としても継続して資料の受け入れを行っていきますので、保管や取り扱いに困っている場合などがあれば、ぜひご一報ください」と話しています。

 

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